駄文17

インターネットアンヘルシーメンタル病患者

どこかで何かが産まれて、どこかで何かが死んでいく

9月8日

 

元嫁の誕生日だった、記念日を忘れやすい僕でも、聖マリア様の誕生日と同じというのは憶えやすかった、だって検索したら調べられるし。

別れたのに、JKみたいに日付が代わる0時ちょうどにメッセージを送るのは流石に痛いし、一日が終わるぐらいに一言送ればいいかと思って、お酒を飲んで気がついた時にはソファで寝ていた翌午前2時だった。

あぁ、僕の人生に似ているなと思った、大事にしなきゃいけなかったもの、いけなかったこと、間違えたり、遅すぎたり。

9月8日を1分でも過ぎてしまったら、誕生日を祝う人から、誕生日を忘れてて慌てて連絡した人でしかなかった。

そう、元嫁が出ていった時も、どっちが正しくてどっちが間違っているかとか、どっちが勝ちでどっちが負けかとか、そんなことはどうでもよくって、ただ愛しているからどこにも行かないで欲しいとすぐに伝えることが大事だったんだろうな、と思ったりする。

全てが遅過ぎる、自分の人生だ。

 

4人と8匹の家は、1人と3匹の家になった。