駄文17

インターネットアンヘルシーメンタル病患者

2021-01-01から1年間の記事一覧

強くなりたいと酒を飲む弱い私の話

駅から少し離れ街灯も疎らになった大通りの先に、一際明るく佇むコンビニエンスストアが見える。灯りに吸い寄せられる羽虫の如く、私はフラフラとその明るさに導かれてゆく。ほんの10分ほど前に別のチェーンのコンビニで買ったストロングゼロの缶を一息に飲…

6文字

死んだら楽に そんな文字列が頭の中をぐるぐると廻る。 楽とはいったいなんだろうか、死ぬってなんだろうか。 一人の人生というのは驚くほど何も無い、幼児は言葉を一つ覚えるのでも前までは出来なかったことが出来るだけで大騒ぎだが、30代における未知への…

淡い日常

午後10時 彼からのLine通知に私はスマホに飛び付く。 「もう通話出来るよ」 それは、私が昼過ぎに送った「今夜は忙しい?」というメッセージに対する返信だった。 私は弱くてズルいので、返信は決まってこうだ。 「大丈夫になったら、かけて」 もう何度、ど…

百合の花が咲くだろうか

増田に書いた話 私はどうやら普通じゃないらしい、気がついたのは小学生の頃に友達同士で言う「◯○ちゃん大好き!」が私の場合だけちょっと違うよね、とクラスで話題にされたことだった。周囲から孤立し、自分が異質な存在であることを自覚したと同時に、これ…

私からは離れないよ

元嫁がよく言っていた言葉。 結局、全部、嘘になってしまった。 「私から離れることはないよ」そんな元嫁の言葉に、僕も、きっとあなたも甘えて、胡座を搔いていたんだろうなって思う。 「あなた」って呼ぶことは慣れない、ずっとまりちゃんがいいね、いや、…

30年生きても死ぬのが下手な臆病者

私です。 自分に自信が欲しい、誰かに必要とされていたい、命題である。 ずっと一緒に居たいから、受け入れて、居場所を用意して、猫を飼ったりして、結婚して、故郷を捨てて、子供が出来て、もっと良い環境を作って、それでも離れていくのが人間である。 い…

孤独を愛せ

改めて思う、孤独であると。 5年間の同棲+結婚生活、その前も実家暮らしで女を食い繋いで生きてきたので、誰も居ないし誰にも連絡出来ないという環境は10年以上振り、もしかしたら初めてかもしれないと思う。 今日は台風で会社が半休となり、明るい内に帰っ…

あなたの愛はいらない、私はそんなモノを愛とは呼ばない

至高の名言であり、僕に向けられた最大のテーマのように感じる。 お酒、今日は飲まないといつも思ってるんだけれど、気がつくと理由付けて買っちゃうんだよな、だから依存症なんだろうけれど。 自分の恋愛、基本的に加点方式なんだけれど0点の時点でセックス…

指輪を外す、女子高生に恋をする

女子高生に恋はしません。 結婚指輪を外した。 離婚で話を進めていくことが正式に決定してもしばらく着けていたけれど、もうどうしようもないと分かっていたれど。 単純にデザインが気に入ってたのもあるし、ペアで40万近くしたのに1年も着けないんかいみた…

断酒、それは厳しい

健康のために酒は止めれないが、ダイエットのためならと酒を止めたが、3日が限界でした。 お酒を飲んだ方が文章を書く気にはなるんだけれど、何を書きたいか分かんなくなっちゃうんだよな。 離婚が決まって、色んな人と話すようになった。 離婚をすること、…

楽に死ねると思うな

いったいどれだけのものを犠牲にして、僕は生きていくのだろうか。 僕ごときが、とも思うけれど、結構な数の人々や物々を不幸にしてきたなと思う。 その癖に「死にたい」と呻いているのだから、早く死んでどうぞ、というお話である。 しばらく飲んでいなかっ…

どこかで何かが産まれて、どこかで何かが死んでいく

9月8日 元嫁の誕生日だった、記念日を忘れやすい僕でも、聖マリア様の誕生日と同じというのは憶えやすかった、だって検索したら調べられるし。 別れたのに、JKみたいに日付が代わる0時ちょうどにメッセージを送るのは流石に痛いし、一日が終わるぐらいに一言…

花火の夜に死ねなかった僕らは 1

久しぶりにPCを引っ張り出して書きなぐったらメチャ長エッチ文章になっちゃったし、一話完結にならなかったんだけれど終わらせられんのか。 そして本人が読むかもしれないって文章にセックス書くのメッチャ恥ずかしい気がする。 いつからだろうか、遠いとこ…

酔って元カノに連絡するのはやめろ

毎晩、浴びるように酒を飲む。 ダイエットするぞと始めた断酒は3日か4日しか持たず、またも酒に溺れる日々である。 新しい職場はウルトラ定時退社環境なので、家族のために早く帰れるメリットは、そのまま孤独な夜が長過ぎるというデメリットになってしまっ…

それより僕と踊りませんか

今朝の夢の話。 雑居ビルの一室で、隣室はスナックという不思議な環境に、元嫁の新居はあった。子供が熱を出したので休みにしたとか何とかで、よく分からないけれど会いに行くことになったようだった。子供は元気が無さそうだった、話しかけてもあまり返事は…

時間は解決するのではなく、忘れさせたり、無かったことにする

今週末は久しぶりに何の予定も無い2連休だったので、色々な片付けや掃除をした。 洗濯や細々した洗い物は平日でもこなしていたけれど、トイレ掃除やキッチン掃除など、時間を掛けないと掃除できないところを綺麗にするのは気持ちが良い。 掃除、あんまり好き…

結局誰にも、何にも言えない

あー、あなたのことを、お前のことを、何て呼べばいいのか解らないや、まりちゃんが一番正しくて、一番歪んでいるような気がする。 ねぇ、付き合うって何だったんだろう、初めて会った時から好きなんて気持ちは無かったよ、新宿駅前の裏通りで可愛いって思っ…

人間が向いていない

今だからこその備忘録。 嫁が子供を連れて実家に帰ってちょうど1ヶ月になる。 歩いていける距離にあるはずの実家がひどく遠く感じる、前を通ることは出来るけれど立ち寄ることは出来ない場所だ。 今は疑心暗鬼になっている、恐らく思考回路がまともではない…

お前のせいだと真上に向かって石を投げろ

お前は忘れられたい、忘れたいと言いつつも、そうやって何処かに痕跡を残すのでかわいい奴だなと思ったりします。 僕にとってお前は忘れたくないことどころかおぼろげですらないまだはっきり覚えていることで、人生を期で分けるならハチャメチャ学生時代が終…

手首を切るより爪を切れ

血が出ない程度に深く。 心がもにょもにょした時に昔のブログやらTwitterのアカウントを引っ張り出してきて、色々書きなぐるヤツ、いつになったら止められるんだろう。 このブログにもくっせぇくっせぇくっせぇわ(流行に乗っている、乗れていない)な文章を書…

上北沢

増田に書いた話です。 京王線に上北沢という駅がある。新宿から15分程度の、各駅停車しか止まらない小さな小さな駅だ。住所は一応世田谷区に属しているものの、お世辞にも華やかとは言えず、駅前唯一の商店街はもう何年も前からシャッターが閉まったままの店…