駄文17

インターネットアンヘルシーメンタル病患者

6文字

死んだら楽に

 

そんな文字列が頭の中をぐるぐると廻る。

楽とはいったいなんだろうか、死ぬってなんだろうか。

一人の人生というのは驚くほど何も無い、幼児は言葉を一つ覚えるのでも前までは出来なかったことが出来るだけで大騒ぎだが、30代における未知への驚きは皆無だし、好きな人が居たとか、そもそも好きだったとか、全部気のせいだったかもしれないとすら思う、そう、最初から何も無かった。

 

お酒が我慢出来ない、というよりも素面で居ることがしんどくて仕方がない、もし薬で正常な判断力とか感情というものを全て失うことが出来るならどれだけ楽だろうか、でもそうなった人間を誰が人間と呼ぶのだろうか、あぁ、僕は人間を辞めたい。

 

好きな人に好きって言うとか、毎朝遅刻しないようにモーニングコールするとか、今日は話したいって言うこと、何一つ許されないような気がする。

メンヘラなまま、自分に甘えたまま愛されようとするな、そもそも別に愛されてはいないんだけれど、他者の優しさに甘えることが許されない気がする、自分の一挙手一投足が相手の迷惑になっている気がする。

もう全部辞めたらいい、止めたらいい、罷めたらいい、病んでますので。

独りで生きれるようになりたい。

好きな人、とても素晴らしい人なので、自分という異物が存在しない方が良いのだろうと思ってしまう。

きっと言えば被害妄想って笑われる気がする、でも何も伝えないまま時間が経てば思い出されることもなくきっと存在を忘れられるだろうと思う、僕は惨めで矮小なので。

結局のところ、僕が無価値なのが全て良くないので、早く死んだら良いのにね。

それでも「どうしてる?」なんて聞かれたら嬉しいと思ってしまう自分がいる、雑魚か。

 

もうずっと酒を飲んでいる。

約束一つ守れない、何も頑張れない人生だ。

誰の為の人生か、自分の為にはもう何も出来ない気がする。

さよならを教えて